舞台あいさつに出席した主演の酒井さん(右から4番目)や本多監督(右)ら

舞台あいさつに出席した主演の酒井さん(右から4番目)や本多監督(右)ら

富山県 高岡・氷見・射水 その他

映画「僕ラー」舞台あいさつ 主演酒井さん「射水の人温かかった」

北日本新聞(2023年5月21日)

 富山県射水市を舞台にした映画「僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。」(僕ラー)の舞台あいさつが20日、高岡市のTOHOシネマズ高岡など県内3映画館であり、出演者らが見どころや撮影秘話を披露した。初主演を務めた酒井大地さんは「緊張とプレッシャーがあったが、射水市の人たちが温かかった」と振り返った。

 作品は射水市新湊地域の内川沿いに住む男子高校生3人が、地元の危機を解決しようと奮闘するコメディー。2016年公開の「人生の約束」で監督補を務めた本多繁勝さんがメガホンを取った。3人の高校生役のうち酒井さん以外は、長徳章司さんと宮川元和さんで、いずれも同市の現役高校生。オーディションに合格して出演した。

 TOHOシネマズ高岡では、本多監督が「役者やスタッフ、道具なども地元にこだわった。見た後に話すのも映画の楽しみなので、ぜひ広めてほしい」とPR。長徳さんは合格の連絡を受けた時の心境を「冗談だと思い、何が起きたか整理できなかった」と明かした。男子高校生役3人と本多監督が銭湯に行ったエピソードも披露され、宮川さんは「一気に距離が縮まった」と語った。

 舞台あいさつは富山市のTOHOシネマズファボーレ富山、JMAXシアターとやまでも行われた。26日から全国で順次公開される。制作実行委員会は市観光協会や射水商工会議所、市、射水ケーブルネットワーク、北日本新聞社などでつくる。

えきねっと びゅう国内ツアー

高岡・氷見・射水 ニュース

高岡・氷見・射水
イベント

高岡・氷見・射水
スポット