６月４、５日に加賀市山代温泉で開催される「菖蒲（しょうぶ）湯まつり」に向け、まつりの中心となる山代青年会の会員ら３０人が２８日、同市上野町の畑で、みこしに載せるショウブ約５００キロを収穫した。

　今年は４年ぶりに地元児童が担ぐ「代（しろ）っ子みこし」が復活することから、山代地区子ども会の６人も泥だらけになって刈り取りを手伝った。収穫前には祈願祭が営まれ、山代温泉の真言宗薬王院温泉寺の堀井隆栄住職が読経した。ショウブは俵に詰め、４日の入湯式で古総湯に投げ込む。