福井県鯖江市教委は6月24日、国指定史跡の兜山(かぶとやま)古墳(同市神明町2丁目)や日本最大の前方後円墳で仁徳天皇陵として知られる大山(だいせん)古墳(大仙陵古墳、大阪府堺市)などを巡るバスツアーを行う。参加者を同11日まで募集している。
北陸最大級の円墳である兜山古墳の環境整備工事完了を記念し、「古墳にコーフン!バスツアー」と銘打って企画。古墳に詳しい市教委の学芸員が案内する。
2コースを用意。兜山古墳、大阪府立近つ飛鳥博物館、大山古墳を巡った後、堺市博物館を見学するAコース、竜佐山古墳(堺市)と周辺の古墳を散策するBコースに分かれる。大山、竜佐山両古墳は世界文化遺産の百舌鳥(もず)・古市古墳群(大阪府)に含まれる。
当日は鯖江市まなべの館を午前7時半に出発し、午後7時20分ごろに戻る。昼食は道の駅かつらぎ(奈良県)で各自取る。
定員38人。参加費は大人4千円、中学生以下2千円(保険料など込み)。応募多数の場合は抽選になる。申し込みは応募フォーム=QRコード=か電話で。問い合わせは市教委文化課=電話0778(51)5999。