アユ漁解禁を前に、富山漁業協同組合(東秀一代表理事組合長)は6日、神通川でアユの成育調査を行った。平均体長は15センチ(昨年13・5センチ)、平均体重は28・6グラム(昨年23・4グラム)と昨年に比べ大きく、釣果が期待できそうだという。
組合員8人と日本釣振興会県支部の5人が富山市婦中町塚原など計6カ所で調査。投網で52匹、友釣りで104匹の計156匹を捕獲し、体長と体重を調べた。
今年は雪解けが早く進み水温は高めで推移していたが、今月上旬の台風の影響で現在の水温は低めという。増水の影響も心配されたが、東代表理事組合長は「順調に成育していて良かった。無理せずマナーを守って釣りを楽しんでほしい」と笑顔を見せた。
解禁は釣り漁が16日午前5時、網漁が21日正午。