富山県氷見市観光協会の女性会員でつくる「ひみ凰（おおとり）の会」は１６、１７の両日、同市比美町の茶道館磯波風で「花嫁のれん展」を開く。

　嫁入り道具の「嫁のれん」は主に県西部や石川県に伝わる風習で嫁入りの際に仏間の入り口に掛ける。

　県内から公募し、石川県七尾市一本杉通りの「花嫁のれん展」に出展した１０点を含め、氷見、高岡、南砺、金沢市から集まった明治から昭和後期の２０点を飾る。おしどり、松や鶴といっためでたい柄のものなど、娘の幸せを願う親の気持ちが込められている。

　入場無料。問い合わせは同協会、電話０７６６（７４）５２５０。