協力して吹き流しを作る秋葉町の住民

協力して吹き流しを作る秋葉町の住民

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4年ぶりの大型七夕見て 戸出で7月まつり、復活祝い制作に熱

北日本新聞(2023年6月25日)

 7月5~8日に高岡市戸出地区で行われる「第58回戸出七夕まつり」に向けて、住民が高さ12メートル前後の大型七夕の制作を進めている。昨年は新型コロナの影響で規模を縮小したが、今年は大型七夕の設置や民謡踊り街流しの再開などで、4年ぶりの本格開催となる。

 今年は町内会などの6団体が大型七夕を制作する予定。出来栄えを競うコンテストは中止となったが、地域を盛り上げようと、住民たちは精力的に制作に励んでいる。

 秋葉町は高さ10メートルの七夕を作る。小学生から高齢者まで約30人が同町の公民館に集まり、吹き流し作りや電球の飾り付けに取り組んでいる。50年ぶりに七夕作りに参加したという笹賀慶子さん(78)は「若い人たちと一緒に七夕を作ることができてとても楽しい」と笑顔を見せる。

 2019年のコンテストで17連覇を達成した東町1組は、高さ16メートル、重さ700キロの大型七夕3本を作る。6月初旬から制作に取りかかり、住民12人が毎晩3時間ほど作業する。「祝七夕」の文字をかたどったあんどんや天の川を表現した電球を飾り、まつりの本格的な復活を祝う。制作の中心となる木下和彦さん(68)は「戸出七夕まつりを続けたいという一心でやっている。大型七夕で戸出が頑張っていることを伝えたい」と話す。

 まつりは自治会などでつくる実行委員会が主催。北日本新聞社など協賛。

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