６月２８日、鯖江市まなべの館で第２８回日本画歩彩会展が始まった。思い思いの風景や人物画などの力作５４点が並ぶ。７月２日まで。

　講師の浅澤典子さんと受講生の計１８人が出品した。

　新緑が美しい山々や色鮮やかな植物、家族を捉えた作品など多彩。第１回から出品する堀婦佐子さん（８６）は、東南アジアに分布するウツボカズラを丁寧に描いた「南国に生きて」など３点を出品。このほか、金箔（きんぱく）を貼り付けた扇形の紙に淡いピンク色のサザンカを配した作品などもある。