諏訪湖を描いた作品(左端)など「富嶽三十六景」を見て回る内覧会参加者たち=30日、長野市の県立美術館

諏訪湖を描いた作品(左端)など「富嶽三十六景」を見て回る内覧会参加者たち=30日、長野市の県立美術館

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県立美術館で1日から北斎展、信州とのつながり示す代表作、県内外から 30日に内覧会

信濃毎日新聞(2023年7月1日)

 長野市の県立美術館で1日に開幕する信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展「葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―」の内覧会が30日、開かれた。江戸時代の浮世絵師葛飾北斎(1760~1849年)の代表作を県内外から集め、信州とのつながりを示す。前期は7月1~30日、後期は8月3~27日で前後期とも160点を展示する。

 上高井郡小布施町の北斎館から県宝「上町(かんまち)祭屋台」を移設。天井絵「女浪(めなみ)」も展示した。北斎館にある県宝「東町祭屋台」の天井絵「鳳凰(ほうおう)」も並べた。同町の岩松院の天井絵「鳳凰図」は高精細な実寸大複製画で再現し、個人蔵の下絵も合わせて展示。諏訪の高島藩家老を描いたとみられる肉筆画や松本市を拠点とした北斎の弟子の作品もある。

 「冨嶽三十六景」は、独特な波の表現で知られる「神奈川沖浪裏」や「信州諏訪湖」など全46図を紹介。新たに発見された肉筆画の「双河豚(にふぐ)に大根飾り図」(展示は前期)、「六歌仙図」「日本神話島生みの図」(ともに後期)もある。特別展を監修した北斎館館長の安村敏信さん(70)は「主な代表作と信州にしか残されていない屋台や天井絵を同時に見せる意欲的な展示となった」と解説した。

 当日券一般1600円、中高生800円、小学生以下無料。7月31日~8月2日は入れ替えのため展示を休止する。水曜休館。

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