●県立美術館、3日まで
第33回石川県水墨画協会公募展(北國新聞社後援)は30日、金沢市の県立美術館で始まり、濃淡の美を伝える101点が並んだ。
知事賞に輝いた中村修さん(内灘町)の「塩硝の古道」は山中のブナの木のトンネルの静けさを描き、水墨画協会会長賞を受賞した山田彰さん(能美市)の「源平川 水辺の道」は水面に映る木々まで表現した。
霧が立ちこめる光景を捉えて北國新聞社社長賞に選ばれた勝田俊夫さん(金沢市)の「雨後幻想」なども来場者の目を引いた。入場無料で、会期は3日まで。2日に表彰式が行われる。