10月6~8日に開かれる「第43回高岡万葉まつり」のポスターが完成し、30日、富山県高岡市の御旅屋セリオで披露された。若い世代を意識した色鮮やかでポップなデザインで、万葉集全4516首を歌い継ぐメイン行事「万葉集全20巻朗唱の会」をPRする。
キャッチコピーは「皆で繋ぐ、歌い継ぐ」。朗唱の会は高岡古城公園の水上舞台での朗唱と、動画で参加する形式があり、ポスターでは水上舞台の写真とともに、さまざまな動画の場面を配置した。
「万葉集全20巻朗唱の会にいざなう会」の玉井晶夫会長と津幡敬子副会長、市職員が「広く参加を呼びかけていきたい」と語った。
ポスターはB1とA1判があり、計1300枚を作製。チラシなども作った。全国の万葉故地や県内の観光施設などに配る。
今月3日から朗唱の参加者を募集する。問い合わせは市観光交流課、電話0766(20)1301。