ことし20年を迎えた「"食都(しょくのみやこ)"四季を彩る氷見三昧(ざんまい)」キャンペーンは3日、氷見市内の民宿やホテル、飲食店計23店で始まった。参加店では、氷見の多彩な食材を盛り込んだ御膳を楽しむ人の姿が見られた。来年2月末まで。
参加店は期間中、富山湾の新鮮な魚介類をはじめ氷見牛や旬の野菜などを生かした「氷見三昧御膳」を昼や夜に提供する。
同市姿の「九殿浜温泉ひみのはな」ではマグロやカンパチ、甘エビなどの刺し身、氷見牛、氷見うどんなどが並ぶ御膳を用意。同市下田子地区の花壇の世話をしているグループ「つたの会」のメンバー9人が食事を楽しんだ。井川映子さん(79)は「氷見牛は柔らかくて脂がのっており、味が全然違う」とにっこり。岩上勢津子さん(78)は「魚もキトキト。氷見の食材の良さをあらためて感じた」と話した。
キャンペーンは2004年に始まり、参加店でつくる氷見三昧倶楽部や市、市観光協会、JA氷見市、氷見漁協、北日本新聞社などで実行委員会を組織している。問い合わせは市観光協会、電話0766(74)5250。