福井県奥越地域特産のネギの本格的な出荷時期を前に、大野市のJA福井県奥越営農経済センターで7月11日、目ぞろえ会が開かれた。JAの担当者は「高品質なネギに育った」と太鼓判を押した。
奥越産ネギは大野、勝山市の農家133人が計13・4ヘクタールの畑で栽培し県内有数の産地となっている。出荷は青ネギが6月末、白ネギが7月12日、長ネギは8月ごろから始まり、12月中旬までに県内外に計335トンを出荷する予定。
目ぞろえ会には農家約70人が出席。職員が1本の重さや白い部分の長さ、色つやなど出荷基準について説明。生産者はネギを手に取り、出荷サイズや品質を確認した。担当者は「奥越のネギは特に柔らかくておいしい。生産者が一生懸命作ったネギを味わってほしい」と話した。