氷見市の祇園(ぎおん)祭りは14日、市中心部で本祭りがあり、曳山(ひきやま)2基やみこし、太鼓台が巡行した。上伊勢町は4年ぶりに山蔵から曳山を出して展示した。
地蔵町の曳山は町内を回った。御座町の曳山は露店が並ぶ国道415号を練り、途中で町内の子どもが曳山を引く体験をした。公民館前に曳山を飾った上伊勢町の小林忠昌町内会長は「来年は曳山を巡行したい」と話した。
人手不足が悩みの南上町は山蔵の扉を開けて曳山を公開した。住民は来年の祭りが土日に当たることから「出せるなら出したい」と話した。
この日は市内の児童生徒が「ふるさと氷見に親しむ日」で小中学校は午前で授業を終え、午後からは子どもたちでにぎわった。