須坂市中心部の旧商業ビル跡地の広場で15日、「餃子(ぎょうざ)&ビールフェス」と銘打った催しが初めて開かれた。市街地の活性化につなげようと市などでつくる協議会が主催。地元産のビールのほか、宇都宮市と浜松市のギョーザ店が軒を連ね、多くの市民らが訪れた。
両市のギョーザ店のブースには長い行列ができ、購入まで30分ほどかかる時間帯も。生ビールや地元産リンゴを使ったクラフトビール「フルーツエール」の販売もあった。須坂市内の会社員の男性(52)は「ビールにはギョーザだね」と上機嫌で、同僚らと杯を重ねた。
会場の「須坂中央駐車場広場」では地元農産物の直売があり、旬のブルーベリーやトウモロコシ、トマトやキュウリといった夏野菜が並んだ。16日も午前8時から農産物を販売する。
協議会は今後も毎月第3土・日曜に広場でイベントを開く。8月19、20日は沖縄や東南アジア、ハワイなどをテーマにした「南国フェス」を予定しているという。