「日本ワインコンクール2023」の受賞ワインが28日発表され、富山県南砺市立野原西(福光)のワイナリー「トレボー」の2品種が、金賞と銅賞を受賞した。トレボーは初出品で、中山安治社長は「真摯(しんし)にワイン造りに取り組んできたことが評価されたのだと思う」と話した。
金賞は白ワインの「アロマシャルドネ2022 フロム タカヤマビレッジ」。「欧州系品種・白」の部門最高賞に次ぐ高評価だった。同ワインは5月にロンドンで行われた国際コンクールでも銀賞を受賞しており、二つ目の賞となった。赤の「ドメーヌボー ルージュ2021」が銅賞だった。
同コンクールは国内産ワインのコンテストで、全国123のワイナリーから709点が出品。12部門で競った。金賞は全部門合わせて28点だった。
「アロマ―」は3630円、「ドメーヌボー―」は3300円。