「金物のまち」としての新潟県の燕三条地域をPRするため、鉄の味を加えたアイスクリームやまんじゅうなどの「燕三条鉄シリーズ」に、メロンソーダとコーラのシロップが仲間入りした。学生のアイデアを基に商品化。炭酸水で割ることにより、キレのある独特の味わいの1杯が出来上がる。
鉄シリーズは農業資材の商社「プラスワイズ」(三条市柳川新田)の食品ブランド、ChillFull(ちるふる)が2021年から展開。新たな食の名物を生み出そうと、アイスやまんじゅう、コーヒーに食用の鉄粉や竹炭を用い、ほのかに鉄を感じられる味わいに仕上げてきた。
メロンソーダは昨年2月に三条市で開かれた「鉄スイーツ決定戦」で大学生が考えたメニューだ。鉄粉や竹炭を使ったエントリー5品目の中で、チーズケーキやティラミスを抑えて1位に輝いた。
ちるふる所長の芳賀聡さん(44)は「鉄が入ることでメロンソーダに苦みが出て、大人向けのすっきりとした味になった」と感じた。新潟醤油(新潟市中央区)に製造を依頼し、コーラ味と合わせてシロップの商品化を実現。芳賀さんは「苦くなりすぎず、鉄を感じすぎないちょうどいい加減に仕上がった」と語る。いずれも竹炭を入れたことにより、やや黒みを帯びている。
メロンソーダ、コーラともにシロップは1袋100ミリリットル入りで鉄約4ミリグラムを配合。炭酸水で割ると2〜3杯分に相当する。希望小売価格は税抜き740円。
6月1日から販売し、燕三条地場産業振興センター(三条市)などの県央エリアのほか、新潟、長岡、越後湯沢のJR各駅の「ぽんしゅ館」などで取り扱っている。
問い合わせはプラスワイズ、0256(39)0084。