福井県越前町越前地区の住民でつくる越前地域コミュニティ運営委員会の若者部会はこのほど、同町厨の「アクティブハウス越前」駐車場に設置されているロゴオブジェ「ECHIZEN」にイルミネーションを取り付けた。発光ダイオード(LED)電球3500個が放つ青い光が夜の越前海岸を彩っている。
ロゴオブジェは町観光連盟が2021年11月、県観光連盟の助成事業の採択を受けて設置した。大きさは縦約1・2メートル、横約5・4メートル。町内屈指の写真撮影スポットとして人気を集めている。
地区のシンボル的存在のロゴオブジェをより多くの人に知ってもらおうと、20~40代の同運営委員と地元住民でつくる若者部会が町の補助金を活用し、初めて取り付けることにした。
取り付け作業は同部会メンバー10人が6月下旬に実施。7月7日には点灯式を行い、メンバーら14人が「ECHIZEN」の文字をふちどる青色の幻想的な光に見入っていた。同部会のリーダーは「イルミネーションを写した写真や動画はSNS(交流サイト)へどんどん投稿していって」と呼びかけている。
イルミネーションは9月末まで、午後7~11時に点灯する。