越前焼作家の星川佳寿美さんの個展が、福井県越前町の県陶芸館で開かれている。輝く星々や宇宙をイメージさせる美しい食器や花器など約500点を展示販売している。27日まで。
星川さんは、釉薬(ゆうやく)の変化で鮮やかな模様を浮かび上がらせる「結晶釉」を使って、宇宙をテーマにした作陶活動を続けている。作品は2色の釉薬で満天の星空にかかる天の川を表現した皿や、深い青色をした美しい花瓶などを並べている。 全国各地のクラフト市や陶器市で出品しており、同館での作品展は2年ぶり2回目。「手に取った焼き物が心ときめく時間のお供になればうれしい」と話していた。
月曜休館。6日午前11時から、星川さんによるギャラリートークが開かれる。問い合わせは同館=電話0778(32)2174。