8月19日に越前町で開かれる和太鼓の祭典「O・TA・I・KO響2023」(福井新聞社共催)の宣伝隊が2日、福井新聞社を訪れた。新型コロナウイルスの影響で2020~22年は中止や入場制限が続いたが、今回はほぼ従来の形で、迫力あるステージを繰り広げる。佐々木茂実行委員長は「3年分の思いを込めて盛大に開催する。和太鼓の響きで感動してほしい」とアピールした。
会場は同町下河原のオタイコ・ヒルズ。直径約1・5メートルの大太鼓がシンボルの「O・TA・I・KO座 明神」のほか、県内外9団体が出演する。
三宅島芸能同志会(東京)は、地面近くに据えた太鼓の両面を、2人が腰を落とした低い姿勢で力強く打ち込む。NEO囃子(はやし)伝承会(青森)は、世界で活躍する太鼓や笛の奏者が現代風の創作音楽を披露。各地の特色あるパフォーマンスが楽しめる。
正午開場で予約不要。清掃協力金として500円(中学生以下無料)。問い合わせは実行委員会電話=0778(36)1111。