福井県高浜町塩土の町漁村文化伝承館で8月3日、お化け屋敷「人を喰(く)う家」が始まった。訪れた子どもや親子連れが現実とスマートフォン(タブレット)の映像を交互に確認して謎を解きながら、恐る恐る前に進んでいた。
高浜まちづくりネットワークが昨年に続き企画した。今回はスマホで会場内のQRコードを読み取り、映し出された360度映像を見ながら進んでいく方式を採用。来場者は映像を頼りに、屋敷にかかわるストーリーの謎を考えながら進んだ。来場者は部屋の仕掛けに「うわぁー」と悲鳴を上げていた。
友人3人と訪れた高浜中2年の生徒は「動画に集中したところでびっくりさせられて怖かったけど面白い」と話していた。
15日まで。午後3~8時(最終受け付けは同7時半)。1人800円。問い合わせは同ネットワーク=電話0770(72)2740。