白山一里野音楽祭（北陸放送主催、北國新聞社後援）は６日、白山市の白山一里野高原特設ステージで行われた。地元や国内外で活躍するミュージシャン６組の歌声と演奏が晴れ渡った夏山に響き、約５千人の聴衆を魅了した。

　白山市を中心に活動する「和太鼓つばき」の力強い演奏で幕を開けた。続いて音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」が登場し、ヒット曲「エジソン」など７曲で会場を沸かせた。

　シンガー・ソングライターのおだともあきさん（白山市出身）と千寿さん（内灘町出身）、金沢市を拠点とする音楽ユニット「プランプラム」がオリジナル曲を披露した。沖縄音階にロックやレゲエを取り入れたバンド「かりゆし５８」は「アンマー」や「オワリはじまり」など６曲で最後を飾った。

　音楽祭は白山麓の魅力を県内外に発信するために始まり、今年で３６回目を迎えた。冒頭、田村敏和市長と佐々木紀衆院議員があいさつした。