1万本のヒマワリ畑にこしらえた迷路で元気に遊ぶ園児

1万本のヒマワリ畑にこしらえた迷路で元気に遊ぶ園児

長野県 伊那路 花・紅葉

「どっちだ?」「行き止まり!」 ヒマワリ迷路に園児が歓声 伊那市

信濃毎日新聞(2023年8月11日)

 伊那市の西箕輪南部保育園の園児約30人が10日、地元のヒマワリ畑に作られた迷路で遊んだ。園児らも種まきに参加した畑で、上伊那農協(本所・伊那市)青壮年部西箕輪支部の5人が約1万本を育てて迷路を制作。園児らは真夏の日差しが照り付ける中、歓声を上げながら走り回った。

 迷路は、地元の子どもたちが農業と関わる機会を設けようと、休耕地を利用して9年前から企画。今夏は13アールの畑で6月6日に園児らと約6キロの種をまき、今月8日に1~2メートルに育ったヒマワリの一部を刈り取って幅1メートル、延長150メートルの迷路を作った。園児らは「どっちだ?」「行き止まりだよ」などと声をかけ合いながら楽しんでいた。

 年長の白鳥莉々果ちゃん(6)は「何周したか分からない。家族と保育園の帰りにまた来たい」と笑顔。同支部の唐沢和幸副支部長(53)は「子どもたちの笑顔が一番うれしい」と見守っていた。

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