「山の日」の11日、白山麓の観光地はにぎわった。白山手取川ジオパークの世界ジオ認定で関心が高まったこともあり、「日本の滝100選」の一つである白山白川郷ホワイトロードの「姥ケ滝(うばがたき)」では、涼を感じ取る行楽客の姿が多く見られた。
津幡町から訪れた植村弘さん(42)は「清流で涼をとり、山の日を満喫できた」と笑顔で語った。
●県民講座で学ぶ
県白山自然保護センターと白山ユネスコエコパーク協議会は11日、白山市松任学習センターで県民講座を開き、約40人が白山の自然や文化に理解を深めた。
2部構成の1部では、白山市観光文化スポーツ部文化課の小阪大さんが、加賀、越前、美濃の三つの白山禅定道を紹介した。