マツカサウオの説明を受け、じっくりと観察する子どもたち

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「ホタルみたい」「きれい」 魚津水族館でマツカサウオ発光実験

北日本新聞(2023年8月12日)

 魚津水族館(魚津市三ケ)は11日、「夏の発光実験」を行い、1914年8月13日に同館が世界で初めて発光魚であることを発見したマツカサウオの発光の様子を紹介した。

 マツカサウオは体長は約15センチで、富山湾でも生息。全身黄色で松ぼっくりのような大きな硬いうろこに覆われている。飼育員が特徴とともに発光を確認した経緯について説明。当日は暴風雨で停電し、館内を巡回していた職員が飼育水槽の中でマツカサウオが光っているのに気付き、世界的な発見につながったという。

 発光器は下顎の先端に2個あり、中の共生バクテリアが光っていること、発光の目的が謎であることも紹介した。参加した親子らは真っ暗にした室内で、ほのかに青白く光る様子を観察。「ホタルみたい」「星空のようできれい」と歓声を上げていた。

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