古民家を改装してオープンした「禅楽」=射水市八幡町

古民家を改装してオープンした「禅楽」=射水市八幡町

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富山県射水市の内川そばに古民家宿オープン 県中央再生協会、一帯の活性化へ整備

北日本新聞(2023年8月21日)

 築150年の古民家を改装した宿泊施設「禅楽(ぜんらく)」が20日、富山県射水市八幡町(新湊)でオープンした。歴史ある建物を生かして地域を活性化しようと、一般社団法人県中央古民家再生協会が手がけた。美しい景観で知られる内川のそばに位置し、一帯のにぎわい創出につなげる。

 木造2階建て延べ270平方メートルで、15年前から空き家になっていた。同協会は市と空き家の活用に関する協定を結んでおり、3年前にこの古民家再生について市から相談を受けた。

 昨年6月に着工。天井や柱はできるだけ生かし、三つの客室、四つの寝室を設けた。サウナや露天風呂も用意。敷地内から内川沿いへ通り抜けられるようにした。蔵は居酒屋やバーとして活用する。1日1組限定(最大10人)で受け入れる。

 20日は現地で式典があり、同協会の笹川征一代表理事や夏野元志市長が鏡開きをした。笹川代表理事は「インバウンド(訪日客)を増やし、地元住民と内川周辺を磨き上げたい」と話した。1泊7万8千円~。予約は電話と予約サイトで受け付ける。連絡先は禅楽、電話0766(54)0462。

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