加賀市動橋町で27~29日に行われる奇祭「ぐず焼(やき)まつり」(北國新聞社後援)に向け、4年ぶりに町内で練り回しが行われる化けぐずが完成した。
化けぐずは全長11メートル、高さ3メートル、重量1トンで、木材や竹で骨組みを作っている。動橋青年会員40人が7月から作り始めた。今年は原点回帰の思いを込め、昭和期の主流だった茶色を主体とした配色にした。
東耕次青年会長(44)は「安全に配慮しながら楽しく練り回し、地域を活気付けたい」と話した。
化けぐずは27日午後5時ごろから町内を練る。2日目の28日は午後9時から北國花火動橋大会(北國新聞社主催)が行われ、最終日の29日は仮装・コスプレ輪踊り大会が催される。