収穫したブドウを選果する従業員

収穫したブドウを選果する従業員

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ワインの出来楽しみ 富山県南砺市の「トレボー」で仕込み開始

北日本新聞(2023年8月25日)

 富山県南砺市立野原西(福光)のワイナリー「トレボー」(中山安治社長)は24日、自社栽培ブドウを使ったワインの醸造を始めた。収穫は昨年より10日早い22日から開始した。約30トンの収穫を見込んでおり、このブドウを使った「純南砺産ワイン」は昨年の倍となる約3万本の生産を予定している。

 猛暑だったものの、病害虫はほとんど発生しなかった。ブドウの木が成熟してきたことから、多くの実を付け、大幅な増産が見込まれる。収穫は10月ごろまで続く。

 24日は「ピノグリ」「リースリング」を搾汁した。糖度は19%前後と十分で、2~3週間発酵させて混醸ワインにする。

 中山社長は「自社栽培のブドウでは過去最高の出来。今からどんなワインに仕上がるかわくわくしている」と話した。

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