第26回全国和紙ちぎり絵展が25日、富山県南砺市東中江(平)の五箇山和紙の里とたいら郷土館で始まった。表現力豊かな全応募作品と招待作品を紹介している。9月26日まで。北日本新聞社後援。
全国から大作部門に67点、色紙部門に48点の応募があった。同郷土館では大作部門と招待作品3点を展示した。大賞に選ばれた生方みつ子さん(群馬県)の「上州名物 雷」は和紙をほぐして薄い繊維状にして、暗雲を表現している。北日本新聞社賞を受賞した諸田しで子さん(群馬県)の「ダムの底に沈んだ村(藤山)」は、冬のダム湖周辺の風景を題材にした。色紙部門は和紙の里に飾られている。
「五箇山和紙の里感謝市」が9月23日に会場で開かれる。当日はちぎり絵展会場が入館無料になる。