高岡御車山祭(みくるまやままつり)の山車(やま)を常設展示する高岡御車山会館(高岡市守山町)で27日、展示替えがあり、小馬出(こんまだし)町の山車がお披露目された。
同館では約4カ月ごとに入れ替えながら、全7基から1基を紹介している。今年5月の御車山祭の後に置かれた御馬出(おんまだし)町の山車は26日に搬出された。
この日は小馬出町の住民ら約20人が組み立て、ガラス張りのスペースに収めた。自治会長で高岡御車山保存会の作井宗人理事は「デザインの一つ一つが素晴らしいので、ぜひ見てほしい」と話した。12月ごろまで見られる。
祭りは国の重要有形・無形民俗文化財で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている。