高瀬神社(南砺市高瀬・井波)の拝殿や手水舎(ちょうずしゃ)に風車約250個が取り付けられ、境内に爽やかな雰囲気を漂わせている。10月9日まで飾る。
同神社は風をつかさどる神様「級長戸辺命(しなとべのみこと)」を祭っている。日本古来の文化に親しんでもらおうと、数年前から風車を設置。今年は半世紀ぶりに本殿と拝殿の屋根のふき替えが行われることもあり、めでたい色とされる紫色の風車に神職と巫女(みこ)が赤や青などの色鮮やかな和紙を貼り付けて仕上げた。
十五夜や十三夜など日本の風習に親しんでもらおうと、参集殿(さんしゅうでん)のテラスには月とウサギの折り紙120個を飾っている。