南砺市福野小学校3年生約100人が6日、同校でスプレーギクの苗を植えた。10月末に開花し、11月3~12日に同市柴田屋(福野)の市園芸植物園で開かれる「南砺菊まつり」で展示する。
スプレーギクは放射線状にパステルカラーの美しい花が咲くのが特徴。同校児童は授業の一環で毎年育てている。
この日は同園の大西毅彦園長ら職員10人が講師を務めた。児童は鉢の底に軽石を1センチほど敷き、その上に土をかけた。その後、同市産の品種「ミスティーピンク」や「イエローウィン」など3品種を植えた。
千代田頼(らい)君は「茎が折れないように丁寧に土をかぶせるのが難しかった。花が咲くのが楽しみ」と話した。