射水市串田（大門）の櫛田神社の秋季例祭が１０日、同神社で執り行われ、火渡り神事で獅子と神輿（みこし）が炎の中を駆け抜けた。

　獅子と神輿は串田地区の各集落に設けられた御旅所を巡行し、午後６時に同神社の参道前に着いた。境内の大鳥居近くに敷かれたスギの葉に火が付けられ、炎が上がった。

　火渡りは、獅子と神輿が地区を回って集めたけがれを焼きはらうとされる。初めに獅子が炎の中を走り抜け、続いて神輿が勢い良く通り抜けた。参道の両脇に地元住民や写真愛好家が並び、神事を見守った。