全国の工芸作家が集まる展示販売イベント「第14回駒ケ根もみじクラフト」(実行委員会主催)が16、17日に駒ケ根市東伊那の「ふるさとの丘」一帯で開かれるのを前に、市内各地に看板が立ち始めた。イベント周知に協力しようと市東中学校の創作部が昨年の開催に向けて作ったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。今年の開催が決まり、使われずに保管されていた看板が日の目を見た。
木工や陶芸、革細工などの作品が並ぶイベントの看板は縦180センチ、横90センチで、同部の部員が昨年新調。ベニヤ板にアクリル絵の具で青空に映える紅葉や赤とんぼを描いた。デザインが異なる8枚を完成させたが、文化祭での展示にとどまっていた。
今年は会場が従来の駒ケ根高原から変更されたため、開催日と併せてテープを貼って修正。今月6日から校区内にある会場近くの交差点や駒ケ根インターチェンジの近くに置いている。2年生の坂井果帆さん(13)は「皆で書いたので、こうやって飾られてうれしい」と話していた。