氷見市の豊かな食の魅力を発信する「"食都(しょくのみやこ)"四季を彩る氷見三昧(ざんまい)」キャンペーンで、開始20年の特別企画で提供する1日限定のランチの試食会が12日、同市阿尾の民宿すがたであり、関係者が献立を固めた。
特別企画は10月9日、同市宇波のうみあかりで実施し、料理人が「氷見三昧特別ランチ御膳(ごぜん)」でもてなす。
試食会では、実行委員会のメンバーが試作した料理の味を確かめたり、食材について意見を交わしたりした。
氷見牛や地元で水揚げされた魚介、野菜などを使った丼三種や海藻「ナガラモ」を練り込んだうどんなど特色あるメニューを盛り込むことを決めた。
市内の民宿や旅館などでつくる氷見三昧倶楽部と市、市観光協会、北日本新聞社などで組織する実行委が企画。氷見三昧倶楽部の菅田宏幸会長は「この日限りの氷見の味の共演を楽しんでもらいたい」と話した。