五箇山特産のカボチャ「五箇山ぼべら」を使った給食が２８日、南砺市東赤尾の上平保育園で提供され、園児らが生産者と一緒に地元の秋の味覚を楽しんだ。

　地産地消を推進しようと、市地場産食材活用推進協議会が実施。園児１４人と生産農家で保護者でもある小林圭介さん（３５）が遊戯室で会食した。ぼべらは揚げない「なんちゃってコロッケ」として調理され、園児らはコロッケを頬張って「おいしい」と笑顔を見せた。

　昼食前には試食会や、ぼべらについて理解を深めてもらおうと、保育士による寸劇もあった。

　この日は同園のほか、市内１１保育園と認定こども園で統一メニューとして振る舞われた。