マコモタケの品質を確認する田中組合長(中央)ら

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氷見市特産マコモタケ6日初出荷 猛暑で半月遅れ、品質は良好

北日本新聞(2023年10月6日)

 氷見市特産マコモタケの今年産の初出荷式が5日、JA氷見市青果物センターであった。6日から出荷し、週明けには県内のスーパーに並ぶ。猛暑の影響でまだ細いが品質は良いという。出荷は中旬に最盛期を迎え、11月初旬まで続く見込み。

 マコモタケはイネ科植物マコモの膨らんだ茎の部分。氷見は県内最大の産地で今年は市マコモタケ組合の13組織3個人が計約2・5ヘクタールで栽培している。

 初出荷式には組合員約10人が集まり、田中賢次組合長、南勇樹JA氷見市組合長があいさつした。猛暑の影響で生育が遅れ、初出荷は例年より半月ほど遅い。6日はこれまでに集荷した200キロを出荷する。

 県内と岐阜県に出荷しており、今年は栽培面積が減ったことなどから昨年の約3トンを下回る見込み。氷見、富山市の給食にも使われる。田中組合長は「繊維質豊富で、どんな料理にも合う。どんどん食べてほしい」と話した。

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