秋晴れの中、次々と取り付けられていくリフトの椅子=10月11日、福井県勝山市のスキージャム勝山

秋晴れの中、次々と取り付けられていくリフトの椅子=10月11日、福井県勝山市のスキージャム勝山

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急上昇、熱い冬支度 リフト準備開始 スキージャム勝山

福井新聞(2023年10月12日)

 福井県勝山市のスキージャム勝山で10月11日、リフトへの椅子の取り付け作業が始まった。爽やかな秋空の下、ウインタースポーツシーズンへの準備が本格化している。

 初日はススキが風になびき、トンボが舞う中、従業員5人が正面ゲレンデのリフトに2人乗り用の椅子80台を設置した。今月下旬ごろまで作業し6基のリフトに計578台を取り付ける。今季は11月16日に人工造雪機を稼働させ12月16日~来年4月7日の営業を予定。入り込み数の目標は18万9千人に設定している。

 オープン30周年を迎える今季は、林の中を滑走できる「ツリーラン」のコースを増設するほか、子どもや初心者向けのコーナー「ビキッズパーク」をリニューアルする。担当者は「オープンまでしっかりと準備を進め、県内外から多くのスキー客を迎えたい」と話した。

 新潟地方気象台の寒候期(12月~2月)予報によると、北陸地方の気温は高く、降雪量は少ない見込み。

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