高岡市万葉歴史館は、11月23日に勝興寺(高岡市伏木古国府)の国宝指定を記念して「万葉衣装行列」を同寺一帯で行う。寺は奈良時代に越中国庁があった場所とされており、万葉人の気分を味わってもらう。参加者を募集している。
当日は、古代衣装研究家の山口千代子さんが作った衣装を身に着けた約40人が、JR伏木駅前を出発し、市伏木気象資料館を経て同寺に向かう。
万葉歌人の大伴家持が国守として越中国庁に勤務した史実を踏まえ、同資料館は家持の住まいだった国守館跡とされることから、1300年前の出勤の雰囲気を演出する。
男性と男女小中学生の参加者を募集している。女性の募集は終了した。参加費は1500円(勝興寺文化財協力金、弁当代を含む)。募集締め切りは10月30日。
問い合わせは市万葉歴史館、電話0766(44)5511。