なまはげの面を着けて迫力の演奏を繰り広げる奏者=輪島市文化会館

なまはげの面を着けて迫力の演奏を繰り広げる奏者=輪島市文化会館

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仮面の神々、迫力の太鼓  県内外7団体、輪島で祭典 国民文化祭

北國新聞(2023年10月30日)

 国民文化祭(いしかわ百万石文化祭2023)とビエンナーレいしかわ秋の芸術祭の連携事業「来訪神と御面(みおも)太鼓の祭典」(北國新聞社後援)は29日、輪島市文化会館で開かれ、面を着けて演奏する石川県内外の7団体が、歴史と文化に育まれた音を響かせた。出演者は力強く流麗なばちさばきを繰り広げ、躍動感あふれる舞台で約1100人を魅了した。

 輪島市と能登町の県内3団体に加え、新潟、愛知など県外4団体が出演した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「来訪神 仮面・仮装の神々」、日本遺産の「能登のキリコ祭り」、地域の文化財の中から選抜された。

 なまはげ太鼓恩荷(おんが)(秋田県)は、なまはげの面を着けた演奏者が迫力満点のばちさばきを披露。勝山左義長ばやし保存会(勝山市)は「おかめ」「ひょっとこ」の面をかぶり、おどけたしぐさで観客を楽しませた。

 輪島市の御陣乗太鼓保存会と住吉神社御神事太鼓保存会、能登町の八坂神社彌榮太鼓保存会も勇壮な演奏を見せつけ、会場を沸かせた。

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