縄文時代にまつわるアトラクションを盛り込んだ「縄文の収穫祭」が5日、富山県小矢部市の桜町JOMONパークであり、親子連れらが木の実飛ばしやサケの丸焼き体験などを楽しんだ。
同市にある縄文時代の桜町遺跡をPRする桜町石斧(せきふ)の会(山本護会長)が企画。遺跡からさまざまな木の実が見つかっていることにちなみ、子どもたちは口からドングリをどこまで飛ばせるかを競うゲームにチャレンジした。
9・1メートルを記録して優勝した同市東部小学校6年の山本悠仁(ゆうと)君は「うまく飛んで良かった。気合を入れたおかげかな」と笑顔を見せた。
縄文人の暮らしに触れるため、炭火で丸焼きにしたサケを味わったり、木の実でリースを作ったりもした。来場者にはカブトムシの幼虫がプレゼントされた。