富山デザインウエーブ2023デザイン展が17日、高岡市の御旅屋セリオで始まった。今年30回目を迎えた富山デザインコンペティションの優秀作品や、これまでに商品化されたコンペの作品を紹介している。27日まで。
コンペは県と富山市、高岡市でつくる開催委員会が実施。今年は国内外から202点の応募があり、優秀作品10点を展示した。グランプリを受賞した山本敦さん(東京)の「HARVEST」は、スパイスなどを入れるフードストレージを樹木のような形で表現。小林遣さん(奈良)の準グランプリ作品「海のバラン」は、波の形をイメージして弁当の仕切りをデザインした。
30回の節目を記念し、これまでのコンペから生まれた商品42点を一堂に並べた。30年の歩みを振り返る年表や、コンペを経て活躍の場を広げるデザイナー4人も紹介している。北日本新聞社後援。