いしかわ百万石文化祭2023の「障害者アート・シンポジウム」は19日、金沢市アートホールで開かれ、来場者が障害者によるアートの魅力と可能性を考えた。
基調講演では、障がい者自立推進機構理事を務めるタレントのセイン・カミュさんが、障害者と健常者のコミュニケーションの大切さを語った。カミュさんは障害のある妹が創作活動をしていることを紹介し「障害者アートは見る人に希望を持たせてくれる」と話した。
アートを生かした地域づくりをテーマにパネル討論も行われた。冒頭、右手のフルート奏者熊谷永子さん、左手のピアニスト黒崎菜保子さんが演奏を披露した。