富山県のJR新高岡駅を利用し、近隣を観光する「マイクロツーリズム」を推進しようと、とやま観光発信会(林克吉会長)は27日、福井、石川の旅行会社を招いた視察旅行を高岡市内で開いた。参加者はものづくり体験を通じ、市の魅力に触れた。
旅行会社9社が参加。鋳物メーカー能作では錫(すず)のペーパーウエイトを作り、工場を見学した。高岡地域地場産業センターでは漆器の変わり塗りを体験し、高岡銅器や漆器など展示されている工芸品も見て回った。
視察旅行は2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸や、JRグループなどが同年秋に行う大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン」を見据えて行い、今年3月に続き2回目。