川なべで提供が始まった大門素麺の半生麺を使ったメニュー。右はゆでる前の半生麺

川なべで提供が始まった大門素麺の半生麺を使ったメニュー。右はゆでる前の半生麺

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もちもち 限定麺どうぞ 砺波の食堂「川なべ」で大門素麺「半生」メニュー

北日本新聞(2023年12月2日)

 砺波市三郎丸のめん食堂「川なべ」が1日から、同市のとなみブランド認定品「大門素麺」の半生麺を使ったメニューの提供を始めた。大門素麺の生産時期にだけ登場する期間限定メニューで、店主の川邉茂さん(65)は「もちもちとした食感と喉ごしの良さが特長。この時期しかない半生麺を一度味わってみて」とPRする。

 完全に乾燥させる手前の麺で、川邉さんは「こしの強い大門素麺とはまた違った優しい味に仕上がる」と語る。大門素麺の在庫がなくなり冬場に生産途中の麺を仕入れたのがきっかけで約10年前から提供しているが、それ以前は生産者しか食べられない「幻のそうめん」と言われていた。

 半生麺メニューがあるのは同店のみで、今では金沢市など県外から毎年食べに訪れるファンもいるという。

 温かいメニュー、冷たいメニュー双方あり、いずれも750円から。1日40食限定で、大門素麺の生産が行われる来年3月まで提供する。同店の営業時間は昼が午前11時~午後3時、夜が午後5時半~同8時。火曜定休で、月曜は昼のみ営業。

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