クロモジのチップを使って醸造した「とやまクロモジエール」

クロモジのチップを使って醸造した「とやまクロモジエール」

富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

薬木「クロモジ」活用のビール、東京でお披露目 富山・南砺に自生

北日本新聞(2023年12月7日)

 富山県南砺市利賀地域に自生する薬木クロモジを使ったクラフトビール「とやまクロモジエール」のお披露目式が6日、東京の羽田空港近くの「よい仕事おこしプラザ」であり、関係者が薬都富山ならではの味を楽しんだ。

 全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」が地域活性化を目指す事業の一環。富山信金(山地清理事長)と城南信金(東京)が中心となった。

 moribio森の暮らし研究所(南砺市、江尻美佐子代表理事)がクロモジを提供。クラフトビール製造の大鵬(東京)が500本(330ミリリットル入り、880円)を製造、販売する。ラベルは上市町のテフ・デザインファクトリーの伊東将太代表が担当した。

 お披露目式では出席者が完成したビールを試飲。山地理事長は「クロモジの香りが広がり、爽やかな味わい」、江尻代表理事は「地元の林業にとって有意義な取り組みで感激している」と述べた。ビールは富山信金のイベントでも活用する。

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