地元産にこだわった「さとエビコロッケ」を考案した生徒

地元産にこだわった「さとエビコロッケ」を考案した生徒

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高岡商高生考案、さとエビコロッケいかが 道の駅で20日から販売、地元産使い食感独特

北日本新聞(2023年12月20日)

 高岡商業高校流通経済科の3年生が、射水のシロエビと高岡産の「アルギット里芋」をふんだんに使ったコロッケを考案した。その名も「さとエビコロッケ」。独特の食感と香りが特徴で、20日から道の駅万葉の里高岡(高岡市蜂ケ島)で販売する。19日に同駅でお披露目された。

 道の駅万葉の里高岡の指定管理者であるインサイト(高岡市)が地域貢献につなげようと、高岡商工会議所を通じて昨年度初めて、高岡商業高にメニュー作りを依頼。爆盛りのパングラタンを数量限定で販売し好評だったことから、本年度も依頼した。

 3年生は6月から「商品開発」の授業の中で取り組みを開始。新たなメニュー考案のポイントなどを学んだ後、高岡名物のコロッケをテーマに五つのグループに分かれて内容を考え、10月にプレゼンテーションした。投票で「さとえびコロッケ」が選ばれた。

 観光客を主なターゲットに置き、富山らしさを打ち出すため地元産にこだわった。里芋のねっとりとした食感と甘みが楽しめ、シロエビの香りが広がる。1個200円で、期間限定で販売する。

 考案したグループのリーダー、指崎航大さん(18)は「自分たちが考えたものが商品として販売されることになりうれしい。喜んでもらいたい」と話した。

 本年度はさとエビコロッケのほか、新たな爆盛りメニューも登場させる。来年2月ごろ販売を始める予定。

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