動画のテーマや構成などを考えるチャマゴン(右)とチャマリン=12月25日、福井県勝山市役所

動画のテーマや構成などを考えるチャマゴン(右)とチャマリン=12月25日、福井県勝山市役所

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勝山市の恐竜キャラ「チャマゴン」「チャマリン」が魅力発信

福井新聞(2023年12月27日)

 来春の北陸新幹線県内開業を控え、福井県勝山市の恐竜マスコットキャラクター「チャマゴン」と「チャマリン」が、市の魅力を発信しようと奮闘している。本年度から交流サイト(SNS)を中心に2体が出演する動画の投稿を増やしており、共に活動する市の担当者は「勝山に目を向けるきっかけになれば」と期待する。

 初代チャマゴンは1990年に誕生。初代チャマリンはガールフレンドとして99年にデビューした。現在の2体は2代目として2015年、愛嬌(あいきょう)ある顔つきに生まれ変わり、市内の観光施設やイベントなどのPRに一役買っている。

 動画では親しみやすく、分かりやすく市の魅力を発信することをモットーにしており「2体には可能な限り体験できることは実際にやってもらっている」(市の担当者)という。

 来年2月24、25日に開かれる勝山左義長まつりのおはやし講習会を取り上げた動画は、おどけたしぐさで太鼓を打ち鳴らす「浮き太鼓」に挑戦。勝山温泉センター水芭蕉(みずばしょう)の新たな源泉の魅力を伝えるため、チャマゴンの入浴シーンも撮影した。

 動画は1分程度で、本年度はこれまでに、公式の「X(旧ツイッター)」に35本、ユーチューブに6本を投稿した。共に活動する市広報広聴係の辻和博係長(46)は「動画を見た人が、旅行や観光地として勝山を選んでもらえるよう、チャマゴン、チャマリンとともに魅力発信を続けていきたい」と意気込む。

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