鳳凰を描いた横断幕

鳳凰を描いた横断幕

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鳳凰にあやかり横断幕 射水の櫛田神社参道に初掲出、初詣でくぐり平和の祈りを

北日本新聞(2023年12月27日)

 射水市串田(大門)の櫛田神社は、年末年始に鳳凰(ほうおう)を描いた横断幕を社殿前の参道に掲げる。神社とゆかりのあるステンドグラス作家、大伴二三彌(ふみや)さん(1921~2006年)の作品を基にデザイン。初詣の参拝者にくぐってもらい、共に平和を祈ってもらおうと企画。ステンドグラスをイメージした切り絵型の御朱印も限定販売する。

 横断幕の掲出は初めての試み。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が続いていることから、平和の象徴とされる鳳凰にあやかって制作することにした。

 大伴さんは旧新湊市出身で、日本のステンドグラス作家の第一人者として活躍。おいの宮川真清(まきよ)さん(78)が宮司を務める櫛田神社に愛着を持っていた。

 神社には鳳凰のステンドグラス一対が寄贈されており、宮川宮司の発案で横断幕のイラストのベースに採用。色彩豊かで輝きを感じさせる幕に仕上がった。

 年内に社殿前に設置し、来年1月10日ごろまで掲げる予定。宮川宮司は「心穏やかに参拝してもらうとともに、平和な年になるよう祈ってほしい」と話す。

 切り絵型の御朱印(縦15センチ、幅21センチ)は文字の色が金、銀、水色の3種類あり、計2千枚を1枚千円で販売する。

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