小矢部市の桜町石斧(せきふ)の会(山本護会長)は2月4日、桜町JOMONパークで能登半島地震からの復興を願うイベント「縄文ご神火(しんか)占い」を開く。今月6日に予定していた「縄文火占いまつり」の代替。4日は本番で会場に掲げる横断幕を作った。
横断幕には「美しい故郷これからも」と書いた。筆を入れた同市東部小学校6年の山本悠仁(ゆうと)君と、妹で同校4年の麻央さんは「このイベントが復興のきっかけになればいい」「『力を合わせて苦しい状況を乗り越えよう』という思いを込めた」と話した。
当日は来場者に「震災復興願い札」を配ってメッセージを書いてもらい、ご神火にくべる。このほか、竹を立てて燃やし、竹が倒れた方向で今年の運勢を占うプログラムも行う。
山本会長は「全ての被災者にとって希望を感じられる日にしたい」と語った。