「御印文」を頭に当ててもらう参拝者

「御印文」を頭に当ててもらう参拝者

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善光寺で「御印文頂戴」始まる 宝印を頭に当て、無病息災や安泰願う 15日まで

信濃毎日新聞(2024年1月8日)

 長野市の善光寺で7日、恒例の「御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)」が始まった。本尊の善光寺如来の分身とされる宝印「御印文」を頭に当てると極楽往生が約束されるとされる。初日から幅広い年代の参拝者が訪れ、無病息災や安泰を願った。

 参拝者は本堂に列を作り、順番が来ると僧侶に頭を垂れて合掌して一人ずつ御印文を頭に当ててもらった。富山市出身の公務員千田尚功(なおのり)さん(51)=山ノ内町=は「これ以上災害が起こらず、平和な年になってほしい」。能登半島地震では、同市で暮らす母は無事だったが、隣の石川県を中心に大きな被害が出ている。妻の幸子さん(42)も「健康に気をつけて過ごしたい」と祈った。

 高校受験を控えているという長野市内の中学3年宮原大翼(だいすけ)さん(15)は合格を祈願。「サッカーで全国大会に行き、充実した高校生活を送りたい」と意気込んでいた。

 15日まで。朝の法要「お朝事」後から午後4時ごろまで行う。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024010700494
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